TSV-Pre, Post新機能・開発機能紹介セミナー レポート
先日はご多用の折 『TSV-Pre, Post新機能・開発機能紹介セミナー』にご来場頂きまして、誠に有り難うございました。
おかげをもちまして、本セミナーを成功裏に終えることができました。
これもひとえに皆様のご支援の賜物と一同心より御礼申し上げます。
今後も皆様のご意見を賜り、更に技術と製品の向上に努めて参りますので、引き続きご指導、ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。
結びに、皆様方のますますのご健勝とご多幸を祈念申し上げ、簡単ではございますが、お礼の挨拶とさせて頂きます。
尚、参考までに紹介セミナーのプログラムとご講演資料ダウンロード申し込みフォームを下記にご用意しておりますのでご覧ください。
TSV-Pre, Post 新機能・開発機能 紹介セミナー プログラム(PDF)
セミナー資料ダウンロードお申し込みフォーム
株式会社テクノスター
セミナー事務局
12月4日刈谷会場の模様
ご挨拶
■テクノスター/立石勝
約20分にわたり、テクノスターの会社概要、当日のプログラムの紹介、そして新製品Jupiterの特長とリリーススケジュールについて説明がありました。
東京会場 刈谷会場
事例講演
■ソニーイーエムシーエス株式会社/山本 浩市 様
「TSVによる落下シミュレーションの期間短縮と設計者展開の取り組み」
講演概要
モバイル製品を設計するにあたり落下シミュレーションは有効な手段であるが解析モデル作成に多くの時間を有することから設計プロセスへの導入が難しかった。今回は、落下シミュレーションの期間短縮による設計プロセスへの適用とそのシステムを用いた設計者CAE展開の取り組みについてご紹介されました。
会場からの質問に回答される山本様
設計者CAEの展開には、参加者から多くの質問(下記)が寄せられました。
・設計者はどれくらいの規模(要素数)の解析を行っているのか
・設計者への社内教育体制について(講師、教育講座の内容など)
・設計者CAEによるCAD簡略化の有無
・設計者CAEにおける入力条件のチェック体制(仕組み)について
・設計者によるポスト処理と結果の評価について
山本様より一つ一つ丁寧な回答をいただきました。
紹介セミナー
■テクノスター 技術顧問 吉村 昇一
「設計者CAEの普及活動における重要課題と事例紹介」
講演概要
設計者がCAEを活用して設計品質を向上させる事は誰もが願う事ですが、業務多忙の設計者がCAEを有効に活用する為にはいくつかの重要課題を解決しなければなりません。意識改革、解析ソフトハードの整備、教育、解析手順や評価基準の制定などなど重要な項目について具体的な事例とその効果を紹介。また設計CAEには、どのような例があるかTSVを用いた解析事例で紹介しました。
設計CAEと専門家CAEについて、解析担当ピラミッドで説明される吉村さん。
※詳しくは、セミナー資料ダウンロードをお申込みいただければご確認できます。
■テクノスター 技術顧問 吉村 昇一/技術部 春口 有希
「新製品″設計者CAEを実現するJupiter Solutionsの紹介」~デモンストレーションと質疑応答~
講演概要
設計者がCAEを活用する上で不可欠な条件として解析作業が短時間に終了出来ること、および操作が簡単で使用頻度が少なくても利用が可能なことなどが上げられます。 今回開発したJupiter Solutionsは以上の条件を満たしており、講演では具体的な設計課題について、実際にJupiter Solutionsを使って解析する様子をご覧戴きました。
DEMOを担当した春口さんと説明を担当した吉村さん。
Jupiter Solutions へのお問い合わせはこちらから。 http://www.e-technostar.com/contact/
■テクノスター 営業部 荒舩 大輔/技術部 藤田 大輔
「 TSV v6.5新機能操作方法と活用方法、および開発中機能をご紹介」 ~デモンストレーションと質疑応答~
講演概要 ・ボルト関連機能(ソリッドボルト、簡易ボルト、分割位置調整など)
・ソルバーI/F(TS-Solver,Abaqus,Nastranなど) ・リブ作成およびモーフィング機能
・ヘキサモデリング機能 ・境界条件設定機能 ・レポート機能
・リバースエンジニアリング機能 ~ ほか
機能説明のDEMOを担当した荒舩さん(左) 加振対応機能について説明する藤田さん(右)
TSV v6.5新機能、または最新の開発機能についてのお問い合わせはこちらから。
http://www.e-technostar.com/contact/
■テクノスター 技術顧問 畑 英幸(刈谷会場)/技術部 鷲田 肇(東京会場)
「パワープラント放射音解析のためのTSVソリューション」~デモンストレーションと質疑応答~
講演概要 最近の音響解析ソフトの進歩は著しく、大規模な計算を実用的な時間で実行できる環境が出揃った。
これを可能にしたのがBEMからFEMへの転換である。今回は、FEMのメリットや無限空間のモデル化方法をエンジン放射音への適用事例を交えて解説し、併せて、先日ベルギーで開催されたACTRAN USER’S CONFERENCEの情報について報告を行いました。
東京会場で講演した鷲田さん(左) 刈谷会場で講演した畑さん(右)
※詳しくは、セミナー資料ダウンロードをお申込みいただければご確認できます。
閉会の挨拶
閉会の挨拶を行った四條さん(左)
閉会後、参加者の方々を交流会へご案内した総合司会の三浦さん(右)