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株式会社テクノスター|CAEソフト・構造解析、振動解析のソフトウェア開発

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ベクトル磁気特性解析ソフトウェア【Jupiter-E&S】

ベクトル磁気特性解析向け機能

電磁場・EVむけ
ベクトル磁気特性解析による正確な鉄損評価
Jupiter-E&Sは、株式会社ミューテックの「μ-E&S」ソルバーを株式会社テクノスターの「Jupiter」に組み込んだ、電磁場CAEソフトウェアです。Jupiter-E&Sにより、2次元CADのインポート、モデリング、ベクトル磁気特性解析、鉄損評価まで、一気通貫で実行することができます。

EV時代に欠かせないモーターですが、モーターやトランスのエネルギーロスの大半は鉄損になります。したがって、モーター設計の重要な目的の1つに鉄損低減があります。
鉄損を低減することで、燃費向上・発熱抑制による冷却機構の低重量化が図れます。具体的には、エネルギーロスに伴う温度上昇を抑えることができ、モーターの小型化が可能となります。また、材料選定にも大きく貢献できます。

そのためには、まず鉄損状況を正確に知る(測定・シミュレーション)事が必要となります。

この鉄損を正確に解析する方法として、大分大学の榎園名誉教授が考案されたベクトル磁気特性解析があります。この手法は、世界的にも実用化されているソフトは少なく、ミューテック社がいち早く製品化「μ-E&S」をしました。Jupiter-E&Sは、このミューテック社のE&SをJupiterプラットフォームに搭載し、一貫した解析システムとして実現しました。

Jupiter-E&Sは、従来の電磁場解析ソフトを補完する位置づけになり、モーターの高効率設計に貢献します。
正確な鉄損評価ができる、株式会社ミューテックE&Sモデルを用いたベクトル磁気特性解析( ベクトル解析)により、高精度な磁界、磁束密度、鉄損分布の計算が可能となります。
また、そのプリポストオペレーションをJupiterの豊富な一般機能や強力な専用機能がサポートします。

Features 特徴

鉄損のコンター表示例

トランス(変圧器)
ベクトル解析ではT型接合部に
鉄損の最大が見える
SPMモーター
ベクトル解析ではティース付け根部に
鉄損の最大が見える

回転磁束のリサージュ波形表示例

トランス(変圧器)
  1. T型接合部での回転磁束の違いが分かる
  2. 交番磁束部にも回転磁界が出ていることが分かる
  3. Bベクトル(赤)とHベクトル(青)の空間位相差が分かる
SPMモーター
  1. ティース付け根部での回転磁束の違いが分かる
  2. 交番磁束部にも回転磁界が出ていることが分かる
  3. Bベクトル(赤)とHベクトル(青)の空間位相差が分かる

Case Study 事例

  • JAXA:「宇宙探査イノベーションハブ」でμ-E&Sを使用(2019年)
  • 自動車業界:実運用(2014年)
  • 某モータメーカー:実運用(2017年)
  • 国立研究機関:実運用(2017年)

Information 技術情報

E&Sモデル E&Sモデルとは、大分大学名誉教授 榎園先生らが考案した、ベクトル磁気特性を考慮して解析を行う仕組みです。
実際の測定結果をデータベース化し解析を行うので、より信頼性の高い解析結果が得られます。
μ-E&S 株式会社ミューテックのE&Sモデルを用いたベクトル磁気特性解析ソフトウェアです。

※詳細は、下記Webサイトをご参照ください。
株式会社ミューテック Webサイト|μ-E&Sシリーズページ(外部のウェブサイトに移動します)

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