English
お問い合わせ

株式会社テクノスター|CAEソフト・構造解析、振動解析のソフトウェア開発

検索
お問い合わせ

EVENT イベント

ホーム > お知らせ > 「自動車技術会2024年秋季大会」にて発表をしていただきました

「自動車技術会2024年秋季大会」にて発表をしていただきました

イベント
2024.11.04

『自動車技術会2024年秋季大会』にて、本田技研工業 栗原様に、Jupiter-CFD(OpenFOAM向けプリポスト)を用いた共同研究成果を発表していただきました。

本講演では、解析技術の新たな可能性と具体的な検証事例についてご紹介いただき、多くの参加者から非常に高い評価をいただきました。


自動車技術会2024年秋季大会
詳細:こちらをクリック(外部のウェブサイトに移動します)

 

発表日程:2024年10月23日(水)

セッション:車両開発 I

題目:流体,構造解析のワンプラットフォーム解析技術の構築(第一報)

著者:栗原 博・繪上 悠(本田技研工業)|項 殿祥・Anh Viet Nguyen・Nam Ha Tran(テクノスター)


講演概要:

製品開発におけるマルチフィジックス解析の需要は、複数の物理現象を同時に評価する手段として、ますます高まっています。特にオートバイの排気システムでは、出力性能、排ガス浄化、騒音低減、耐久性といった多様な性能要求を満たす必要があります。これらを設計段階で一括して評価することにより、工数削減や性能向上が期待されます。

 

著者が開発した技術では、熱応力と振動応力を同時に扱う疲労強度評価を実現しましたが、ここで重要となる排気系システムの温度予測について、従来は熱流体解析と構造解析を個別に行う必要がありました。

 

本研究では、OpenFOAM向けプリポスト「Jupiter-CFD」を使用し、構造解析用メッシュを活用して流体と構造の連成解析モデルを効率的に作成する技術の構築を試みました。

 

その結果、設計段階での解析精度の向上と工数削減が見込まれることが確認されました。また、OpenFOAMで算出された温度分布が実験値と高い整合性を示し、今後の設計プロセスへの有用性が確認されました。


CONTACTお問い合わせ

CAE製品やサービスに関するご相談など、お気軽にお問い合わせください。